クラーク博士・ポプラ並木と北大中央ローン
北大のクラーク像およびポプラ並木の前で記念写真を撮るOBの姿です。左写真中央、右写真右端が私です。逆光等があるとしても、卒業して48年も経つとただの老人会の集まりのように見えますね。クラーク会館で集合し、ポプラ並木を経由して、生協食堂北部店で食事を取るというコースです。遠かった!
私にはクラーク像の背後に広がる中央ローンに深い思い出があります。北18条門で出会った女子学生とやっと和解できた場所だからです。正門から附属図書館に向かう途中、楡の木の脇を反対方向から歩いてくる彼女と偶然出会いました。相変わらずあいさつに返事はありませんでしたが、その日はそこで立ち話が始まり、彼女はここ数年の思いを一気に語りました。途中、「どうして黙っているの?」と何度か言われた記憶があります。そうそう、ここでちゃんと返事をしないとかつての二の舞になると考えて、思いを理解したこと、過去のことよりこれからの時間を楽しく共有したいと答えたように思います。大木から地面に垂れ下がる枝の葉が頭に当たるので、2人は南門の方に退避しました。
北大の南門からは南側正面に北海道庁旧本庁舎(赤レンガ)が見えます。彼女が一度も行ったことがないというので、「行かないの」という強引な誘い(?)を受けて、2人で見学することにしました。「こういうところで働きたい」という言葉が印象的でした。現在、赤レンガは修復中なので、ここでは現況を紹介できません。以前、別の機会にとった写真です。
こんな顛末があって、2人は和解ができました。北大キャンパスに聳え立つ大木達がいつも良い演出をしてくれます。敷地内の木々に感謝です。なお、北大入学当時のクラーク像との2ショットを載せておきます。かっこよかったなあ…
| 固定リンク
« 北大の北18条門 | トップページ | 北大第2農場 »
「地域・生活・紀行」カテゴリの記事
- 洞爺湖と昭和新山(2025.01.06)
- 留寿都のログハウス(2024.12.22)
- 北大第2農場(2024.12.21)
- クラーク博士・ポプラ並木と北大中央ローン(2024.12.20)
- 北大の北18条門(2024.12.19)
コメント